メキシコの街中でよく見る売り子5選
最近寒くなってきましたね。サマータイムも終わって、日が暮れるのが各段に早くなりました。
ところでメキシコでは街を歩いていると、リヤカーを引いていたりカゴを下げていたりと色んな売り子に出くわします。
こちらで生活している中でよく見る売り子3種類をご紹介します。
1.ドーナッツ売り
道端でドーナッツを売っている人がよくいます。日本では考えられない衛生観念ですが、どこで作られたのか、平たい板の上にカバーも無しに天日干しのように並べられています。
そんなドーナッツがたっぷり乗ったカゴを頭にのせて、おじさんが
「ドナドナドナー。。。。ドナドナ―。。」
と叫びながら売り歩いています。
ドナドナってよく知らないですが、なんかありますよね。
このおじさん、非常に声量があって、とても遠くからでもこの声が聞こえます。すごい。
メキシコ人基本声でかいっていう素質はありますけどね。
2. 落花生売り
こちらでも落花生はよく食べられています。わたしは食べたことは無いですが、なにやらチリを大量にかけて、落花生の殻ごとチリをねぶりしゃぶって、そのあと中身を食べるようです?ちょっと食べたことないので不明ですが。
その売り子のお兄ちゃん、小さい屋台のようなものを自転車の前にくっつけて、街中を悠々と走りまわっています。
うーん、全然どんなものか知らないから、一回買ってみようかな。
3.タマーレ、アトーレ売り
タマーレ、アトーレはどちらもメキシコ独特のもの。
とうもろこしの粉からできた、ちまきのようなものがタマーレ、とうもろこしの粉をホットチョコレートにまぜたようなものがアトーレ。アトーレは温かいドリンクです。
タマーレ、アトーレは朝によく食べるのかな。まだひんやりした空気が残る朝方に、小さい台車を自転車の前側にくっつけたようなのに乗っておじいさんがゆるゆる売り歩いているのをよく見かけます。
タマーレ
https://www.hallmarkchannel.com/home-and-family/recipes/pork-tamales
アトーレ
https://thymeandlove.com/atole-de-vanilla/
アトーレは寒いこの季節に温まります。
4.ジュース売り
大きなガラスの甕の様なものに入った色とりどりのジュースを売りに来るのは、お昼の定番。
パラソルがついた自転車付きリヤカーで、オフィスや商店で働いている人に売りながら、走り回っています。
毎日ちょっとずつ種類が異なるようですが、マンゴー、イチゴ、レモン&チアシードなど南国っぽいフルーツのものから、ハイビスカス、オルチャタ(米を原料とした白い甘い飲み物)、アルファルファ、キュウリなど、あまり日本では馴染みのないフレーバーがあります。
https://abcdezihuatanejo.com/aumenta-la-demanda-de-aguas-frescas-por-intenso-calor/
ちなみに、売り子の方からオフィスなどに出向いてくれるのはメキシコではよくある売り方。
ガムやスナックなどを売っている人や、パンを売り歩いているおじさんも、オフィスまでたまに声をかけてきます。
ちょうど小腹がすいたときに来てくれたら最高ですね。
5.グミやキャンディ売り
これは、公園の入り口や病院のそばなど、人が集まる場所によくいます。
とにかく目を見張る量のお菓子がびっしりと隙間なく並べられていて、しかもそれがほぼ板の上に並べられているだけ、というように見えるので「これを倒してしまったら一体どうなるんだろう。。」という一種の恐怖感を見ている者に与えます。
移動しているところを見ると、はらはらします。
https://www.benfoto.de/fotos.0.html?&cat=mexiko-bilder&detail=Suessigkeiten.jpg&add=3737
びっちりと。カラフルに。
こんな、手押し車にのせてる人もいます。
日本だとなかなか街中で売り歩いている人は見ないですが、こちらでは色々なものを売っている人に出くわします。
見かけたらぜひ声をかけて買ってみてくださいね。
みんな基本優しいです。